「バレエ教育現場との連携による日本におけるバレエ教育システムに関する研究」
文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
バレエ教育現場との連携による日本におけるバレエ教育システムに関する研究
(2008~2012年度)

3.国際交流研究グループ

本研究グループは、海外のバレエ教育について、そのダンサー育成システムやバレエ指導者資格に関する調査研究をおこなった。教育学・行政学・比較文化学などの方法論を用いたアプローチで研究をおこなった。

  • 海外のバレエ学校を招聘しての公開講座・シンポジウムの開催
  • 海外バレエ学校およびバレエ関連団体の視察

研究成果

2012/02/29(水)研究会 第3回研究会開催(研究員のみ参加のクローズド形式)
会 場:昭和音楽大学北校舎 会議室
テーマ:『フランスのダンス教師国家資格について』
講 師:小林志乃氏(バレエ教師、フランス文化通信省認定バレエ国家資格免状取得者)
内 容:
フランスでは文化省認定によるバレエ、ダンス教師の国家資格がある。その国家資格を取得した小林氏からヒアリングを行い、資格取得のためのカリキュラムとその内容、試験の概要、実技、実習等の様子をうかがい、今後の教師養成に関する比較考察研究に活かすべく、プロジェクト研究員のあいだで情報を共有した。

2011/06/29(水)研究会 第2回研究会開催(研究員および学生参加形式)
会 場:昭和音楽大学北校舎 ラ・サーラ・スカラ
テーマ:『ヨーロッパにおけるバレエダンサー育成の現状について』
講 師:児玉北斗氏(ダンサー、振付家)
内 容:
児玉氏は、サンフランシスコ・バレエ・スクール留学後、グラン・バレエ・カナディアン等を経て、現在、スウェーデン・ゴッセンバーグ(ヨ-テボリ)・バレエでダンサー、振付家として活躍している。同氏に、日本とヨーロッパでのバレエダンサー育成に関する実情の相違点等について話をうかがった。また、当日聴講していたバレエコースの学生たちと講師のあいだで、活発なディスカッションもおこなわれた。
ヨーロッパにおけるバレエダンサー育成の現状について1 ヨーロッパにおけるバレエダンサー育成の現状について2
2011/04/27(水)平成23(2011)年度 第1回分科会開催
会 場:昭和音楽大学北校舎 会議室
議 題:『ヨーロッパにおけるバレエダンサー育成の現状について』
ゲストスピーカー:小㞍健太氏(ダンサー、振付家)
2011/01/22(土)
~01/23(日)
公開講座 ワークショップ 
2010/12/21(火)研究会 第1回研究会開催(研究員のみ参加のクローズド形式)
会 場:昭和音楽大学北校舎 会議室
テーマ:『作品指導者の視点から見たバレエダンサー育成の現状について』
講 師:ベン・ヒューズ氏(バランシン・トラスト認定作品指導者)
内 容:
バランシン作品の多くを管理するバランシン・トラストは、振付の水準を維持するため、事前に指定する指導者を派遣するシステムをとっている。ヒューズ氏は、これまでにロイヤル・バレエ団やマリインスキー劇場バレエ団など、世界各国のバレエ団やバレエ教育現場で指導をした。同氏より作品指導者の立場からダンサー育成の現状について話をうかがった。
作品指導者の視点から見たバレエダンサー育成の現状について1 作品指導者の視点から見たバレエダンサー育成の現状について2
2010/09海外調査(ロシア):小山所長、ボリショイ・バレエ・アカデミー視察および招聘交渉
2010/04海外調査(イギリス):小山所長と髙橋研究員が、ロイヤル・バレエ・スクール視察
ロイヤル・バレエ団およびバーミンガム・ロイヤル・バレエ団視察
2010/02/21(日)
~02/22(月)
2009/03/01(日)公開講座
「プリンシパル誕生の瞬間 ―バレエ教育の原点に迫る ―」開催