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昭和音楽大学 昭和音楽大学短期大学部 昭和音楽大学大学院

アイデアを奏でよう 作曲・音楽デザインコース

アイデアを奏でよう 作曲・音楽デザインコース

2系統の履修モデルから、色んな方向にステップ!

芸術音楽作曲系

「作曲」と聞くと、難しくて敷居が高いものだと思われがちですが、決してそのようなことはありません。理論や技法は取っつきにくいものではなく、一つずつ吸収していく度に、新たな発見と喜びをもたらしてくれます。ある時、フッと生まれた音のアイデアがフレーズとなり、最初は五線紙の中のものでしかなかった音符が、様々な楽器によって奏でられていく—。その感動 は、作曲者である自分自身だけではなく、多くの人たちとも共有できる素晴らしいものです。一緒に新しい音楽を創っていきましょう。

エレクトロニカ系

現在、デジタルテクノロジーの進歩は目覚ましく、音楽制作に関わる機材もソフトも様々です。それらに少し触れてみて、「面白い音ができた」、「プリセットの音色では満足できない」と思った瞬間から、サウンドデザインは始まります。そして、膨大なジャンルが溢れる社会の中で、「新しいツールを使って自分らしい音楽を創りたい」というその思いが、作曲の未来を拓くのです。目指す表現を探り、方法を見つけながら、オリジナリティが光る次世代音楽をデザインしていきましょう。

2系統の履修モデルから、色んな方向にステップ! 2系統の履修モデルから、色んな方向にステップ!

教員紹介

秋田 和久 教授

国立ベルリン芸術大学卒業〔HdK〕(旧西ドイツ)。第6回ValentinoBucchi国際音楽コンクール作曲部門第1位(イタリア)、HambacherPreis国際作曲コンクール優秀賞(西ドイツ)、第42回・44回NHK毎日音楽コンクール(現日本音楽コンクール)作曲部門入選。
作品は独奏曲、室内楽曲、管弦楽曲などを国内外で発表。

後藤 洋 教授

山形大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程卒業。東京音楽大学研究科(作曲)、ノース・テキサス大学大学院修士課程(作曲および音楽教育)修了。吹奏楽と音楽教育の分野を中心に作曲・編曲家、研究家として活躍。海外で出版される吹奏楽作品の紹介や研究も、精力的に活動を続けている。2011年、ウインド・アンサンブルのための《ソングズ》により、ABA(アメリカ吹奏楽指導者協会)スーザ/オストワルド賞を受賞。1999年に第10回吹奏楽アカデミー賞(研究部門)、2011年に再び第22回の同賞(作・編曲部門)を受賞。さらに「ミッドウェスト・クリニック」、世界吹奏楽協会(WASBE)世界大会等、多くの国際的な講習会で講師を務め、いずれも高い評価を得ている。WASBE国際理事、日本バンドクリニック委員会顧問、日本管打・吹奏楽学会常務理事、21世紀の吹奏楽“響宴”実行委員。

豊住 竜志 准教授

愛知県立芸術大学大学院修了。第10回 2Agosto国際作曲コンクール第1位。2009年に同コンクールからの委嘱作品「Little Things」がボローニャ歌劇場管弦楽団・合唱団などにより初演、イタリアのRai3で放送される。第57回日本音楽コンクール第3位。主に管弦楽曲、 室内楽曲、歌曲等の作品がある。

由雄 正恒 准教授

コンピュータによる芸術作品の創作を専門とし、アルゴリズミック・コンポジション、音響合成、ライブエレクトロニクス、メディア表現を題材にした創作研究を行っている。昭和音楽大学、IAMASを卒業。作品は国内外(ICMC、CCMC、JSEM、FAF等)において演奏される。日本作曲家協議会、先端芸術音楽創作学会、日本音楽即興学会、情報処理学会音楽情報科学研究会会員、日本電子音楽協会理事。

都倉 俊一 客員教授

小学生時代・高校生時代をドイツで過ごし、音楽の基礎を学ぶ。学習院大学法学部卒業。大学在学中に作曲家活動を開始。その後、アメリカ・イギリスで作曲法、指揮法、映像音楽を学び、国内外で音楽活動を行う。「日本レコード大賞 作曲賞」をはじめ、日本の主要な音楽賞のほとんどを受賞。現在は、日本音楽著作権協会 特別顧問、文化庁文化審議会正委員を務める。

大谷 安宏 講師

作曲家、ギターリスト。
コンピュータ・プログラミングによる音楽表現を専門として国内外にて作曲、コンサート、サウンド・アート、サウンドデザイン活動。米国ロックフェラー財団日米芸術交流プログラム助成アーティストとして渡米。日本作曲家協議会会員。日本電子音楽協会会員。ICMC2013(International Computer Music Conference)、2013年アジア音楽祭シンガポール「Gu-topia」入賞。2015年アルスエレクトロニカArs Electronica 2016' / Forum Wallis入賞。2016年6月ニューヨーク・フィルハーモニー・ビエンナーレ Nyew York City Electroacoustic Music FestivalF作曲作品「Reverie」世界初演。

おかもと だいすけ 講師

相愛大学音楽学部器楽科管楽器専攻卒業。大学在学中より多数の現代音楽作品を発表し、 卒業後も「現代の波」現代音楽祭等において作曲活動を行う。現在は、作・編曲家として映画、テレビドラマやゲームミュージックなどに音楽を提供している。

鈴木 和秀 講師

専門学校にて録音技術を学んだ後、武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、横浜国立大学大学院教育学研究科修了。大学院より現在まで、藝術音楽における録音技術のあり方,音楽表現の可能性について研究を行う。また、レコーディングエンジニアとして、在京プロオーケストラ、国内外のソリスト等と数多くの録音、CD制作に携わる。

早川 貴泰 講師

アーティスト / 映像ディレクター
1979 年山形県天童市生まれ。情報科学芸術大学院大学メディア表現研究科メディア表現専攻修了。「アート/ デザイン/ 教育」というキーワードを軸に、それらの融合領域において様々な活動を行っている。映像作家としては、高精細環境でのアニメーション表現の可能性を探求している。国内外での展示・上映、受賞、コラボレーション、講演、ワークショップなど多数。 株式会社frame and surface代表取締役社長 http://fas.co.jp

湊 雅行 講師

ヤマハ音楽振興会にて録音、音響業務に従事の後、1990年よりフリーランスエンジニアとなり、多くのバンド、アーティスト、ゲーム音楽等のCD作品を担当。近年は映画・アニメ・TV・CM等、映像にリンクしたレコーディング・サラウンドミックスを行っている。日本ミキサー協会(jarec)正会員。

社会で活躍している卒業生の声

作曲家 SIMM2016国際作曲コンクール(イタリア)第2位

梅北 直昭 作曲コース卒/昭和音楽大学・同短期大学部講師

いつかオーケストラに自分の作品を演奏してもらいたい。いつか映画音楽を作りたい。いつかヒット曲を作って感動を与えたい。そんな“いつか”を叶える学びが、昭和音大にはあります。作曲を学ぶための環境が充実しているので、深く自分の音楽と向き合えるでしょう。何より、互いに高め合える仲間との出会いは貴重な財産です。

作曲家 全日本吹奏楽コンクール課題曲 第19回朝日作曲賞入選

藤代 敏裕 作曲コース卒/昭和音楽大学講師

入学時は作曲初心者だった私ですが、仲間に恵まれ、先生方が熱心にご指導下さり、有意義な4年間を過ごすことができました。ジャンルにとらわれず幅広く自分の音楽を探求できる最高の環境です。音楽理論やDTMの基礎学習から始まり、室内楽・管弦楽作品の発表会まで。学生生活で学んだこと全てが今の活動に生きています。

電子音響音楽作曲家/Aki Ballet Studio 代表

永野 隆満 電子音楽コース卒

学生時代は、主にコンピュータを扱った音楽制作について学んでいました。これからの時代において、音楽がコンピュータと関わり、多くを学び、研究する時間は、かけがえのないものになると思います。現在、バレエ教室の経営をしていますが、あらゆる現場で当時の友人達と仕事をする機会があります。大学での出会いは、未来への財産です。

シンガーソングライター/作曲家

辻林 美穂 デジタルミュージックコース卒

在学中に、DAWの使い方からクラシカルな作曲技法まで幅広く勉強できました。ポップス曲や管弦四重奏曲などの様々な音楽作りの経験を積み、自身の視野を広げることができました。これらのことは、作曲家やシンガーソングライターとしての活動に大きく生かされています。
オフィシャルHP http://miho-tsujibayashi.net

卒業コース名は当時のもので、何れも作曲・音楽デザインコースに移行します。

主科実技

作曲・エレクトロニクス実技

芸術音楽作曲系またはエレクトロニカ系を選択し、作曲理論や作品分析をベースに実践的な作曲技術を修得します。
芸術音楽作曲系では、室内楽・オーケストラ、オペラなどの作曲を、エレクトロニカ系ではコンピュータ音楽や音響機器操作の技術を生かした創作を行います。

作曲理論関連科目

ミュージックセオリー

クラシック音楽の理論として必須の和声楽を学びます。
履修にあたっては、自身のレベルに合わせてステップアップ式で学修していきます。

オーケストレーション

オーケストラで使用される様々な楽器の奏法と音域を理解し、その音色を判別できる能力を身につけます。そして、様々なオーケストラ作品を分析し、オーケストラ作品に仕上げる技術を学修します。

ポリフォニー演習、対位法

ポリフォニー音楽の技法を確実に修得します。
定旋律をもとに対旋律を作る学修を通して、音楽を線と線の水平次元で捉えることのできる能力を身につけます。

作曲・編曲法Ⅱ

吹奏楽分野では新曲や編曲のオファーが数多。
この授業では吹奏楽に特化した作曲・編曲技法を学修します。

コンピュータ音楽関連科目

コンピュータ音楽概論

楽譜の浄書技術、シンセサイジング、サンプリング、MIDI・オーディオデータの編集、プラグイン・エフェクト、ミキシングについて、用語の理解と基本的な操作法について学修します。

サウンドデザイン演習

サウンド素材の録音方法、編集方法、音響合成、プロフラミングを学修します。音をデザインする能力を身につけ、フィクスト・メディア作品のための創作技術を高めます。

デジタルミュージック概論

テクノロジーの進化とともに変化し続ける音楽について、その歴史的背景とそれぞれの年代における音楽作品を考察していきます。
その知識を活用して、テクノロジーによる音楽と諸芸術とをコラボレーションしていける知識を身につけます。

音楽プログラミング演習

音楽映像プログラミングソフトのMaxを使用し、プログラミングによるアイデアの実現、音楽表現方法などの技術を深めます。音響合成、作曲、インタラクティブ、ビジュアル(映像)へのアプローチの具体的な技法と、コンピュータと音楽創造に関わる理論が深められます。

グラフィック・映像制作関連科目

グラフィックデザイン演習

グラフィックデザインの知識と技術を学びます。デザインソフトのPhotoshop、Illustratorを使って、静止画制作の能力を身につけます。

映像制作演習

映像の作り方、企画の立て方、発表の仕方など制作の基本を学ぶことから始め、同時に映像史、映像の原理について幅広く学修します。
さらに映像を使った応用的な表現能力を身につけます。

専門選択科目

コースを横断する専門科目も選択で履修

  • ポピュラー作曲・編曲法①・②
  • 舞台スタッフ論①・②
  • PA演習
  • 録音制作Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
  • スタジオワークス①

演奏実技科目

今まで習ってきた楽器のレッスンを継続して履修

副科実技として、ピアノ、電子オルガン、オルガン、声楽、器楽が4年間、ポピュラー・ジャズピアノが2年間、履修可能(45分グループレッスン)。芸術音楽作曲系では、ピアノの45分個人レッスンを履修可能。

作品発表の紹介

学びの成果を、学内外で実践

授業、レッスンで学んだ知識と技術を生かして仕上げた作品を、『テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラによる試演会』、『作曲作品発表』、『デジタルミュージックライブ』などで発表します。