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学長メッセージ

学長メッセージ多種多様な芸術、文化に触れ、教養を身に付けることが、音楽家や音楽人としての大いなる飛躍につながる

短期大学部は、開学40周年を迎えます。創立者であり、初代学長の下八川圭祐先生は、人間として礼節を重んじ、明朗で快活であって欲しいとの考えから、日常生活においても、挨拶、節度ある行動、折り目正しい態度が大切であると説かれておりました。この考え方がもとになって「礼・節・技の人間教育」という建学の精神が生まれました。この建学の精神に基づいて、文化創造と発展、社会福祉に貢献する個性豊かな教養ある音楽家や音楽人を養成していきます。

この40年の歩みの中で、時代や社会の変化、学生のニーズにも応えながら、ピアノ、弦管打楽器、声楽などの伝統的なクラシック分野のコースから、さらには先進的な分野にも目を向けて、デジタルミュージックやポピュラー音楽まで、全10コースという多様性に富んだ教育の場になっています。バレエコースでは、幅広い作品に対応できる技術力、即戦力を持つバレエダンサーを育成し、合唱指導者コースでは合唱の楽しさを追求しながら実践力を養うなど、各分野で基礎を学び、実践の場も数多く経験し、専門性の高い技術や知識を身につけるための多様なカリキュラムを組んでいます。また、短期大学部の独自性を生かした長期履修学生制度も導入しており、通常2年の履修期間を3年ないし4年に延長することで、仕事や育児をしながら学ぶことができます。このように、ある一定の社会経験を積み重ねてきた方や、他大学で学びを終えた方のさらなる学習意欲をも充たす、いわゆる生涯学習の一環としての環境も整えられています。若い方々が人生経験豊富な方々と学生生活を共にすることは、人間の幅を広げる場にもなるでしょう。

教養を身につけた人は、他者の視点からものを見ることができ、また他者を理解できるのと同時に自己を見失わない人です。そのためには、多種多様な文化、芸術の世界に触れることで、貴重な糧となる「心のマグマ」をたくさん貯めることが大切です。そして、その「心のマグマ」で自分の音楽を表現することで、多くの人たちと感動を共有して欲しいと願っています。

学長 二見 修次
東北大学文学部哲学科卒、同学部研究生修了
1956年4月 神奈川県立小田原城内高等学校教諭
1960年4月 神奈川県立西湘高等学校教諭
1965年4月 神奈川県立横浜翠嵐高等学校教諭
1974年4月 神奈川県立教育センター副主幹
1976年4月 神奈川県教育委員会高校教育課主幹
1982年6月 神奈川県教育委員会高校教育課長
1984年4月 神奈川県立秦野高等学校長
1987年4月 神奈川県立小田原高等学校長
1988年4月 神奈川県教育委員会指導部長
1991年4月 昭和音楽大学短期大学部教授
1995年4月 昭和音楽大学短期大学部音楽科長
1996年4月 学校法人東成学園評議員就任
2001年4月 昭和音楽大学教授、昭和音楽大学音楽学部長
2002年4月 昭和音楽大学附属図書館長
2005年5月 瑞宝小綬章叙勲
2007年4月 昭和音楽大学短期大学部学長就任
2009年4月 昭和音楽大学学長就任
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