本学の音楽芸術運営学科は、幅広く芸術文化活動を展開できる指導者・スペシャリストを育成するために専門教育を行う。
アートマネジメントコース、舞台スタッフコースにおいては、自分自身の美学を持ち、感動を大切にできる運営のスペシャリストや
クリエーターを育てる。
音楽療法コースにおいては、臨床での実践力をもち、関連領域との連携・研究を行える音楽療法士を育てる。
バレエコース、ミュージカルコースにおいては、舞台芸術にかかわる優れた表現者・指導者を育てる。
-
本学の音楽療法コースには、精神科、養護学校、高齢者医療福祉など、各臨床現場で豊富な経験を積んだ教育スタッフが揃っています。カリキュラムは、音楽療法の理論と演習などの専門領域、音楽実技と理論の基礎、医療や心理学などの関連領域から構成されています。
-
なかでも実習には力を入れており、病院でのミニ・コンサートをはじめ、障がいのあるお子さんを対象にした学内の実習施設として音楽療法室「Andante」、学外の医療機関・教育機関・福祉施設でのセッション、介護体験など、教育・医療・保健福祉すべての領域における現場実習が設定されています。
また、音楽療法士に求められる確かな演奏技術を身につけるため、ピアノ、声楽、弦管打楽器の実技レッスンが4年次まで履修できます。これは音楽大学ならではの大きなメリットです。 なお、本学は日本音楽療法学会から、卒業時に日本音楽療法学会認定音楽療法士(補)の受験資格が得られる認定校となっています。

昭和音楽大学内の音楽療法施設
“Andante”
本学は、学内に音楽療法実習施設「Andante」をもっています。大小3つのセッションルームがあり、それぞれの観察室からはマジックミラーで中の様子を見ることもでき、セッションの様子をビデオ録画するための設備も揃っています。3年次の「施設実習Ⅰ」や4年次の「施設実習Ⅱ」のためのセッションがここで行われ、最初は観察室でのビデオの録画操作やセッションの様子を実習ノートに記録することから始め、段階的にアシスタントとしてセッションに参加。セラピストも常に対象者や周りの人に見られていることを認識し、音楽療法の現実に触れていきます(個人情報は充分な配慮の上で取り扱っています)。
本コースでは教育、医療、保健福祉の3領域の実習ができる環境が整っていますが、音楽大学構内に「Andante」のような施設を持つ試みは先進的なもので、地域社会に貢献する音楽大学として大きな意味を持っています。
※Andante(アンダンテ)とは「歩く速度で」という意味で、一歩ずつ着実に進もうという願いがこめられています。
昭和音楽大学は日本音楽療法学会の認定校です
日本音楽療法学会認定「音楽療法士」とは、同学会が独自に認定する民間資格です。本学の音楽療法コースを卒業すると同時に日本音楽療法学会認定「音楽療法士(補)」の受験資格が与えられます。
日本音楽療法学会 第7回音楽療法士(補)
認定試験 21人合格 ※2008年度実績
認定音楽療法士になるには
本学の音楽療法コースでの取得単位は、日本音楽療法学会の「音楽療法専攻コース・カリキュラムに関するガイドライン01」に準拠して編成しています。資格取得のためには、音楽療法士(補)の試験に合格し、さらに卒業後1~2年間の臨床経験・指導経験が必要です。
- カリキュラム
内容
- 音楽療法技能I
MT(音楽療法)のどの領域でも多くかかわる歌唱と伴奏について、ワークを中心に系統的に学ぶ。伴奏楽器として、ピアノおよびギターの臨床的なスキルを学ぶ。
- 音楽療法各論I
障がい児・障がい者を対象としたMTの目的と技術の基礎を学ぶ。対象者への理解を深め、周囲との関係におけるMTの役割と可能性を認識する。
- 音楽療法各論II
精神科及び緩和ケア領域のMTの目的や方法を学ぶ。また、それらの医療を取り巻く社会の変遷について学ぶ。
- 音楽療法演習I
セラピストの自己洞察を深めるため、他者とのコミュニケーションワークを中心に、自己解放と他者理解を図る。障がい児・障がい者の介護体験の実習も行われる。
※実技レッスンはすべて30分のレッスンとなります。
| 必修科目 | |
|---|---|
| 音楽療法理論 | 和声学 (1) |
| 音楽療法技法論 | 音楽心理学 |
| 音楽療法各論I~III | 日本音楽史 |
| 音楽療法技能I~III | 民族音楽学 |
| 音楽療法演習I~III | リトミック研究 (1)・(2) |
| 施設実習I・II | ピアノII (1) |
| 医学概論 | 声楽II (1) |
| 臨床医学各論I・II | 合唱 (1) |
| 臨床心理学I・II | 指揮法 |
| 社会福祉概論 | 卒業論文(原著講読含む) |
| 障害児教育概論 | |
選択必修 (いずれか1科目を必ず選択) |
|
| 基本ソルフェージュ(初級・中級・上級) | 総合ソルフェージュ(初級・中級・上級) |
| 視唱ソルフェージュ(初級・中級・上級) | 鍵盤ソルフェージュ(初級・中級・上級) |
| 聴音ソルフェージュ(初級・中級・上級) | |
| 選択科目 | |
| 児童心理学 | ピアノII (2)~(4) |
| 芸術文化環境論 | 声楽II (2)~(4) |
| アートマネジメント概論 | 器楽II (1)~(4) |
| 音楽基礎研究 | 合唱 (2) |
| 和声学 (2) | 海外研修II・IV・V |
(2009年4月現在)
※器楽Ⅱ(1)で電子オルガンを履修した方で、初心者はグループレッスンとなります。
※ピアノⅡ(1)を履修した方で、初心者はグループレッスンとなります。
※個人のマシンの環境によって文字化けの可能性があるため、カリキュラム名称に関して本来
・
・
・
であるところを、(1)・(2)・(3)・(4)と表示してあります。
- 大学のコースについて詳しく知る


