高知学芸高等学校、武蔵野音楽大学を経て武蔵野音楽大学大学院修了。第6回下八川賞奨励賞、第13回下八川賞受賞。四国フィルハーモニー管弦楽団のソリストに招かれ、モーツァルトピアノ協奏曲k.491、ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーを競演。西澤沙璃、比予森仁美、大野美寿鈴、平野邦夫、J.Pセヴィア、J.ホラーク、H.ピュイグ＝ロジェ、 K.ガネフ、J.ムニョス、A.イグレシアス、M.カラ、B.ウリベ、J.コロンの各氏にピアノを、フリオ・ムニョス氏にスペイン声楽解釈を、ホラーク道子、有田千代子、岩淵恵美子の各氏にチェンバロ及び通奏低音を、R.バート、E.サンティアゴの各氏に室内楽を、J.Lカーロ神父にスペイン音楽学を、R.フレスコ氏にオルガンを、フラメンコの歌をエンリケ坂井、川崎さとみの各氏に、ネリ・コイチェヴァ、大森智子の各氏に声楽を師事。2005年より10年以上にわたりスペイン文化省等の奨学金を得て渡西を重ね、Musica en Compostelaアンドレス・セゴビアーホセ・ルイス・モラレス賞受賞。スペインでは、コルドバ葡萄収穫祭、テネリフェピアニスト週間、バルセロナ州立図書館、サモラ日本スペイン国交400周年記念演奏会、グラナダ国際ダブルリードフェスティバルに招かれた。チェコ/プラハの春国際音楽コンクール(チェンバロ部門)では、審査委員長の故ズザナ・ルージチコヴァ女史に賞詞を得る。映画も手がけ、2012年「リトル・マエストラ」(中国/上海国際映画祭日本映画週間招待）製作プロデューサーと音楽コーディネーター、2017年「カノン」（中国/北京国際映画祭天壇賞公式入選・金鶏百花映画祭 国際映画部門 最優秀賞ー作品賞・監督賞・女優賞ー三冠受賞、福州国際映画祭日本映画週間招待、上海国際映画祭日本映画週間金鶴賞最優秀作品賞・審査員特別女優賞）の製作プロデューサーとピアノ指導を、最新作2022年公開の「レッド・シューズ」(カナダ・モントリオール/ファンタジア国際映画祭World Premier招待)では、製作プロデューサーと劇音楽のピアノソロを務めた。2017年オペラ「よさこい節」東京・高知公演にて音楽スタッフと方言指導を担当。2018年高知県芸術祭メインイベント「チェコフィルのヴィルトゥオーゾ競演」では、チェコフィル首席奏者達と競演し好評を得、2020年にも再度共演者として招かれた。東京においては、スペイン国営インスティトゥトセルバンテス 他において来日スペイン人アーティストと共演。2020年メキシコのトルーカとメキシコシティにてピアノリサイタル。これまでにテレサ・ベルガンサ、マリア・バーヨ、フリオ・ムニョス各氏の来日に際して、通訳やアテンドを務める。スペイン声楽作品の日本における数少ないコレぺティトール。
現在、昭和音楽大学及び同大学院、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部各講師。日本スペインピアノ音楽学会理事・事務局長。株式会社サーフ・エンターテイメント代表取締役。日西経済友好会理事。日本バスク協会及び日本音楽表現学会会員。