菊池 奏絵

東京音楽大学付属高等学校、桐朋学園大学をフルートで卒業。
同大学研究科古楽器科においてフラウト・トラヴェルソ専攻修了。古楽器を使ってのルネサンス、バロック演奏から現代フルートの多岐にわたる分野でソロ、室内楽、オーケストラにて活動している。
これまでに、フルートを糸井正博、青木明、植村泰一、小泉浩、野口龍、加藤元章の各氏、フラウト・トラヴェルソを有田正広氏に師事。
1991年 第8回日本管打楽器コンクール第3位。
第1回現代音楽協会演奏コンクール“競楽Ⅰ”第2位及びコロムビア音楽賞受賞。
1993年 第6回日本フルート協会主催フルートコンヴェンションコンクール第2位。
1996年 ニューヨークで行われたNational Flute Association主催のコンクールで優勝。
2013年 メンバーとして参加した「バッハ・コレギウム・ジャパンと鈴木雅明」が第45回サントリー音楽賞、また「アンサンブル室町」が第13回佐治敬三賞を受賞する。
2014年 ホテルオークラ東京において行われたオランダ国王主催答礼コンサートに出演。J.S.Bachのブランデンブルグ協奏曲第5番などを演奏する。
これまで、「アンサンブル音楽三昧」、「デュルファール」、邦楽器＆西洋古楽器を使い現代作品を演奏する「アンサンブル室町」、ルネサンスフルート・コンソート「ソフィオ・アルモニコ」、フルートアンサンブル「ブルースリュー」の他、古楽オーケストラの「バッハ・コレギウム・ジャパン」「古楽アンサンブル・コントラポント」「オーケストラ・シンポシオン」「レ・ボレアード」「アンサンブル・パルナス東京」などの数多くのコンサートや録音に参加。
1994年より「フルートの森」音楽アトリエ主宰。Dolceミュージック・アカデミー講師。国立音楽大学（西洋古楽）、桐朋学園芸術短期大学（フルート）にて非常勤講師を務める。（一般社団法人）日本フルート協会代議員。