オペラやその周辺領域における人材育成と芸術振興を
テーマに据え、調査・研究をしています。
プロジェクト
プロジェクト
 平成24年度文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」
「オペラ資料のアーカイヴ化を通じた情報センター機能の構築」

研究概要

当研究所は、文部科学省 平成24年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の採択を受けて、「オペラ資料のアーカイヴ化を通じた情報センター機能の構築」プロジェクトを実施しました。(実施期間:平成24年度~平成28年度)
このプロジェクトは当研究所のオペラ情報センター機能の構築を目指し、
(1)オペラ情報・資料の整理・収集、
(2)オペラ情報・資料のアーカイヴ化
(3)オペラ情報・資料の公開、を3本柱として実施しました。
研究成果報告書はこちらからダウンロードできます。

プロジェクト研究員(50音順)

石田 麻子昭和音楽大学 教授
大仁田 雅彦昭和音楽大学 教授
小畑 恒夫昭和音楽大学 教授
岸田 生郎昭和音楽大学 教授
酒井 健太郎昭和音楽大学 専任講師
下八川 共祐(公財)日本オペラ振興会 常任理事
杉 理一ニュー・オペラ・プロダクション 代表(元NHKプロデューサー)
鈴木 とも恵昭和音楽大学 准教授
富永 直人(公財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部 講師、イタリア語通訳・翻訳
中山 欽吾(公財)東京二期会 常務理事、大分県立芸術文化短期大学 学長
仁科 岡彦(公財)日本オペラ振興会事業部 次長
溝上 智恵子筑波大学大学院図書館情報メディア研究科 教授
山口 毅(公財)東京二期会 事務局長、制作部 部長、マーケティング部 部長
(肩書はいずれもプロジェクト終了時のもの)

活動内容

当研究所は『日本のオペラ年鑑』(1995年版~)や『日本オペラ史』の刊行に際し収集したオペラ公演のチラシやパンフレットを多数所蔵しております。また、各所より寄贈いただいた写真、映像、録音資料等もございます。これらを整理し、参照しやすい形に整備すべく、現在、データベースの構築等を行なっております。
オペラ情報センターウェブデータベース
 『オペラ情報センター』(ウェブデータベース)
現在、このプロジェクトにより製作されたウェブデータベースを公開中です。当研究所が保有する公演プログラム・チラシなどの資料情報、『日本のオペラ年鑑』の編纂などを通して蓄積してきた公演記録情報、およびオペラ作品情報の3つのデータベースが連携しています。
ぜひご利用ください。

公開講座等

特別講演会 新しい韓国オペラの胎動 “世宗(セジョン)カメラータ”の試み終了
韓国の世宗文化会館を本拠とするソウル市オペラ団は2012年に”世宗(セジョン)カメラータ”と題するオペラ創作プロジェクトをスタートさせました。名称はハングルを制定した”世宗大王”と、オペラの誕生に寄与したイタリア・フィレンツェの”カメラータ”にちなんで名づけられました。
このプロジェクトでは、作曲家と台本作家とがペアを組み、2年をかけてオペラを創作し、上演に至るというプロセスがとられています。 プロジェクトを主催するソウル市オペラ団の団長であり、企画の発案者でもある李建鏞(イ・ゴニョン)氏が来日する機会に、このプロジェクトについて実際の映像を交えながら、お話しいただきます。
アジアにおけるオペラ創作の新たな手法について知る、またとない機会となるでしょう。
日程 2015年6月7日(日) 13:30~15:30 (開場 13:00)
会場昭和音楽大学北校舎5階 ラ・サーラ・スカラ
(小田急線・新百合ヶ丘駅/北口徒歩1分) アクセス
講師李建鏞(イ・ゴニョン) Lee GeonYong
作曲家、ソウル市オペラ団団長
(韓国語逐次通訳:戸田志香)
主催昭和音楽大学オペラ研究所
協力昭和音楽大学演奏センター
後援「音楽のまち・かわさき」推進委員会
「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム
定員 150名[聴講無料] ※要申込み

新しい韓国オペラの胎動

チラシ兼申込書
(クリックするとPDFが開きます。)
お申し込み(終了しました)
韓国におけるオペラをめぐる状況と芸術文化振興のあり方終了
近年、韓国では芸術文化の振興に力が注がれ、才能ある韓国人アーティストが数多く輩出され、アジアのみならず世界においても韓国の存在感が非常に高まっています。
このたび本学主催「高校生のための歌曲コンクール」の審査員として、作曲家であり、ソウル市オペラ団団長で元韓国国立芸術総合学校総長の李建鏞(イ・ゴニョン)氏が来日します。この機に李建鏞氏と、韓国文化体育観光部や韓国国立芸術総合学校にて芸術文化振興を担った経験をもつ朴宗澤(パク・ジョンテク)氏を迎えて、韓国のオペラと芸術文化の振興の現状に関する公開講座を開催します。
講座では、李氏からは自作のオペラ《春 春》(ポム ポム)、《王子とクリスマス》の紹介を交えて、韓国におけるオペラの創作や公演の現状について、朴氏からは韓国における芸術文化振興のあり方、国立芸術総合学校での人材育成についてお話しいただきます。
日程 2013年6月8日(土) 14:00~16:30 (開場 13:30)
会場昭和音楽大学南校舎5階C511「階段教室」
(小田急線・新百合ヶ丘駅/南口徒歩4分)アクセス
ゲスト李建鏞(イ・ゴニョン) Lee Geon-yong
作曲家、ソウル市オペラ団団長、元韓国国立芸術総合学校総長
朴宗澤(パク・ジョンテク) Park Jongtaek
2015光州夏季ユニバーシアード大会組織委員会 競技本部長、元韓国大統領付き観光開発促進室 事務局長補、元韓国国立芸術総合学校 教務課長、元韓国文化体育観光部文化事業政策課 課長代理、元韓国文化体育観光部国際文化協力課 課長代理
主催昭和音楽大学オペラ研究所
協力昭和音楽大学演奏センター
後援「音楽のまち・かわさき」推進委員会
「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム
定員 150名[聴講無料] ※要申込み

韓国におけるオペラをめぐる状況と芸術文化振興のあり方

チラシ兼申込書
(クリックするとPDFが開きます。)
お申し込み(終了しました)