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2018年03月17日

シンポジウム「新たな文化芸術創造活動の創出に向けて~日本・中国・韓国の実演芸術の現在と未来を問う」開催のお知らせ(終了しました)

【文化庁と大学・研究機関等との共同研究事業】
昭和音楽大学舞台芸術政策研究所・オペラ研究所公開講座
東アジアの実演芸術による国際文化交流を展望する国際シンポジウム
新たな文化芸術創造活動の創出に向けて
~日本・中国・韓国の実演芸術の現在と未来を問う
 
昭和音楽大学舞台芸術政策研究所・オペラ研究所では、このたび、文化庁との共同研究事業により、独創性のある新たな文化芸術の創造を促進するため、新たな文化芸術の萌芽への支援などの施策の在り方の検討に資する研究を開始することになりました。
東アジア地域での文化芸術による国際交流が要請される現状を踏まえ、大規模な実演芸術における協働を展望するために、日本・中国・韓国3か国の劇場や団体で、オペラをはじめとする実演芸術創造の第一線に携わるリーダーを招き、今後の国際共同制作上の可能性と課題を問う国際シンポジウムを開催します。
 
日時 2018年3月17日(土)17:00~19:30
会場 昭和音楽大学 南校舎C511(小田急線・新百合ヶ丘駅/南口徒歩4分)
[入場無料(要事前申込)]
中国語・韓国語逐次通訳あり

※本シンポジウムの内容をまとめた報告書はこちらから閲覧できます。
 

パネリスト
唐若甫
唐 若甫(中国)/Tang Ruofu (China)
音楽ジャーナリスト
※当初予定の銭程氏は本人の都合により来日できなくなりました。銭氏の推薦により唐若甫氏が登壇します。
(クリックするとプロフィールが開きます)
上海生まれ。同済大学在学中に、中国の複数の音楽雑誌で仕事を始めることでキャリアをスタート。21歳で初めての演奏会評が中国の音楽雑誌『愛楽雑誌』に掲載される。その後、中国の様々な出版物に向け、世界各国での演奏会やオペラの新制作上演など600以上の評論を執筆した。
大学卒業後、北京で『グラモフォン』誌(中国版)の編集チームに加わる。2008年から2013年にかけては、中国交響楽振興基金会およびアジア・太平洋地域オーケストラ連盟における、オーケストラのビジネスモデルと運営方法についての調査でリーダーを務めた。中国内外の新聞・雑誌への寄稿を続ける一方で、中国国内のラジオ番組への出演、MIDEMなどの国際会議への登壇、上海音楽学院で音楽評論の講義も行っている。2014年には自身の音楽評や記事を集成した、初の著書『中国における音楽家の様々な顔』を出版した。
イ・ギョンジェ
イ・ギョンジェ(韓国)/Kyoung-Jae Lee (Korea)
ソウル市オペラ団団長、オペラ演出家
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国立ソウル大学で声楽を専攻し、インディアナ大学(ブルーミントン校)オペラ演出コースで修士号を取得ののち、成均館大学で芸術学博士課程を修了。インディアナ大学在学中には、奨学生に選ばれ、また、ブルーミントン校のミュージカル・アート・センターの舞台監督として活躍した。オペラ演出家としては、ソウル市オペラ団で本格的なキャリアをスタートさせて以来、韓国国立オペラ、ソウル・アートセンター、テグ・オペラ劇場、テジョン・アートセンターなどで研鑽を積んだ。演出したオペラ作品は《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《魔笛》《セビリアの理髪師》《愛の妙薬》《リゴレット》《椿姫》《道化師》《カヴァレリア・ルスティカーナ》《ラ・ボエーム》《ジャンニ・スキッキ》《泥棒とオールドミス》《カーリュー・リヴァー》および韓国新作オペラなど、50を超える。
彼の正統的で考え抜かれた演出が評価され、2016年にはソウル・アートセンターの演出家賞を受賞した。大学でオペラ演出の講義を受け持つとともに、韓国経済新聞や音楽雑誌にも寄稿している。
下八川共祐
下八川 共祐(日本)/Kyosuke Shimoyakawa (Japan)
(公財)日本オペラ振興会常務理事
(クリックするとプロフィールが開きます)
 
立教大学法学部卒業。1973年、藤原歌劇団公演《カルメン》より公演に関わる。1978年~2003年には藤原歌劇団公演《愛の妙薬》等35演目のオペラを制作および新国立劇場公演《蝶々夫人》等7演目をプロデュース。
1980年、藤原歌劇団代表に就任。学校法人東成学園(昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部・昭和音楽大学大学院)理事長就任。1981年、日本オペラ協会総監督大賀寛氏とともに、財団法人日本オペラ振興会を設立、常任理事に就任。
現在、学校法人東成学園理事長、公益財団法人日本オペラ振興会常務理事、公益社団法人日本演奏連盟常任理事、公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団理事、公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団理事、日本音楽芸術マネジメント学会理事、一般社団法人日本クラシック音楽事業協会副会長。
モデレーター 石田麻子(昭和音楽大学舞台芸術政策研究所所長)

申込方法    次の2つのいずれか方法によりお申し込みください。
①Webフォームから必要事項を入力してください。
②必要事項をご記入の上、FAX、郵便、E-mailでお申し込みください。
◆〆切 3月12日(定員になり次第終了)
◆入場整理券はお送りいたしません。

主催文化庁、昭和音楽大学舞台芸術政策研究所・オペラ研究所
お問合せ昭和音楽大学舞台芸術政策研究所
Tel 044-953-9858   FAX 044-953-6652
[郵便]〒215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-16-6
[E-mail] opera@tosei-showa-music.ac.jp
後援
中華人民共和国駐日本国大使館文化処
駐日韓国大使館 韓国文化院
音楽のまち・かわさき「音楽のまち・かわさき」推進協議会
しんゆり・芸術のまちづくりNPO法人しんゆり・芸術のまちづくり

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