文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
バレエ教育現場との連携による日本におけるバレエ教育システムに関する研究
(2008~2012年度)
バレエ教育現場との連携による日本におけるバレエ教育システムに関する研究
(2008~2012年度)
開催内容
シンポジウム バレエ教育とヘルスケア~身体科学の視点から
日 時 | 2012年3月25日(日)13:00~17:00 |
会 場 | 昭和音楽大学 北校舎5階 ラ・サーラ・スカラ |
講 師 | 基調講演「バレエダンサーの身体と動きを科学する意義」 講 師 :水村真由美(お茶の水女子大学准教授) 報 告①芸術家サポート NPO活動からみるダンサーのヘルスケア 講 師 :小曽根史代(NPO法人 芸術家のくすり箱理事、事務局長) 報 告②「バレエダンサーの怪我とケア」 講 師:安田善彦(初台安田整骨院院長、トレーナー) パネルディスカッション パネリスト: 水村真由美(お茶の水女子大学准教授) 安田善彦(初台安田整骨院院長、トレーナー) 澤田美砂子(日本女子大学助教、身体教育学、舞踊教育学、舞踊心理学) 杉本亮子(昭和音楽大学講師、動作学、ボディコンディショニング 司 会 : 稲田奈緒美(昭和音楽大学准教授) |
内 容 | バレエ教育において、若いダンサーが怪我を予防し、身心ともに健康を保つためのヘルスケアの必要性について、本事業の「バレエダンサーの身体に関する調査」の研究成果の報告をはじめ、現場で治療やサポートにあたる人びとの声を交えながら、ディスカッション等をおこなった。 |
公開講座 第6回・第7回 日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷
第7回 シリーズ公開講座「日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷」 | |
日 時 | 2012年1月23日(月)18:30~20:30 |
会 場 | 昭和音楽大学 南校舎 A311教室 |
講 師 | アベ・チエ(チャイコフスキー記念東京バレエ団 元プリマ・バレリーナ) |
内 容 | チャイコフスキー記念東京バレエ学校(現チャイコフスキー記念東京バレエ団)にプリマ・バレリーナとして入団し、国内外の公演で主役を務めたご経験があるアベ・チエ氏を招聘。豊富な海外経験と指導者としてのお話を伺った。当日は公開講座の様子をUstreamでインターネット配信をおこなった。 |
第6回 シリーズ公開講座「日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷」 | |
日 時 | 2011年12月19日(月)18:30~20:30 |
会 場 | 昭和音楽大学 南校舎 第一会議室 |
講 師 | 関 直人(井上バレエ団芸術監督) |
内 容 | 数々の賞を受賞し、2003年には長年のバレエ界への功績に対し、文化庁長官賞を受賞した関直人氏を講師として招聘。小牧バレエ団のスターダンサーとして活躍し、振付家に転向したご自身のご経験を語っていただいた。当日は公開講座の様子をUstreamでインターネット配信をおこなった。 |
公開講座 第3回・第4回・第5回 日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷
第5回 シリーズ公開講座「日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷」 | |
日 時 | 2011年11月30日(水)18:30~20:30 |
会 場 | 昭和音楽大学 南校舎 第一会議室 |
講 師 | 大竹みか(貝谷バレエ団代表理事、コデマリスタジオ |
内 容 | 貝谷バレエ団でソリストとして活躍し、コデマリスタジオ主宰の大竹みか氏を講師として招聘。貝谷バレエ団での活動のご経験などを元に貴重な当時のお写真や映像を交えながら、お話を伺った。当日は公開講座の様子をUstreamでインターネット配信をおこなった。 |
第4回 シリーズ公開講座「日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷」 | |
日 時 | 2011年11月14日(月)18:30~20:30 |
会 場 | 昭和音楽大学 北校舎5階 ラ・サーラ・スカラ |
講 師 | 雑賀淑子(サイガ・バレエ主宰) |
内 容 | 小牧バレエ団でプリマとして活躍した経験を持ち、サイガ・バレエ主宰である雑賀淑子氏を講師として招聘。当時の貴重な写真や映像を交えながら、小牧バレエ団での活動からパリ留学時代のご経験をもとに日本のバレエ教育史について語っていただいた。 |
第3回 シリーズ公開講座「日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷」 | |
日 時 | 2011年11月8日(月)18:30~20:30 |
会 場 | 昭和音楽大学 北校舎5階 ラ・サーラ・スカラ |
講 師 | 薄井憲二(日本バレエ協会会長) |
内 容 | 2006年に紺綬褒章を受章し、橘秋子賞や蘆原英了賞などを受賞し著書も多くある、日本バレエ協会会長の薄井憲二氏をお招きし、薄井氏のご経験や研究を元にバレエのメソッドに関してお話いただいた。 |
公開講座 第1回・第2回 日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷
第2回 シリーズ公開講座「日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷」 | |
日 時 | 2011年10月11日(火)18:00~20:00 |
会 場 | 昭和音楽大学 北校舎5階 ラ・サーラ・スカラ |
講 師 | 石井清子(東京シティ・バレエ団評議員) |
内 容 | 東京シティ・バレエ団設立と同時に参加し、創作活動を始め、これまで50作品以上の振付を手掛けてきている石井清子氏を講師として招聘。東京シティ・バレエ団の創設や、地域に根ざしたバレエ教育や活動の取り組みについて話を伺った。 |
第1回 シリーズ公開講座「日本バレエの創成期を語る―日本におけるバレエ教育の成立と変遷」 | |
日 時 | 2011年9月27日(火)18:00~20:00 |
会 場 | 昭和音楽大学 北校舎5階 ラ・サーラ・スカラ |
講 師 | 牧阿佐美(新国立劇場バレエ研修所所長) |
内 容 | 平成20年度文化功労者に選ばれ、当研究所のアドバイザーでもある牧阿佐美バレヱ団主宰 牧阿佐美氏を講師として招聘し、戦前・戦後の日本バレエから日本バレエ界の課題について、ご自身の経験を語っていただいた。 |
公開講座 ワークショップ ~世界のバレエ学校シリーズ~ 第2回「ボリショイ・バレエ・アカデミー」
日 時 | 2011年1月22日(土)、1月23日(日)13:00~17:30 |
会 場 | 昭和音楽大学 テアトロ ジーリオ ショウワ |
講 師 | 講 師:リュドミラ・コレンチェンコ(ボリショイ・バレエ・アカデミー教授)、 イリーナ・スィロワ(ボリショイ・バレエ・アカデミー教授) ※ほか、ボリショイ・バレエ・アカデミー生徒4名が出演 通 訳:村山久美子、大庭ナターシャ ピアニスト:三原淳子 モデレーター:小山久美、村山久美子 |
内 容 | 1月22日(土) 13:00~15:00:講師陣による公開講座 ①ボリショイ・バレエ・アカデミーの歴史および概要について ②初級クラスの内容について ・ワガノワ・システムにおける腕のポジション ・アンファスとエポールマン ・基本的ポーズ…クロワゼ、エファッセ、エカルテ、アラベスクなど ③ボリショイ・バレエ・アカデミー生徒による実演 出演生徒:アリーナ・ゼンコワ(14歳)、ナタリヤ・クジナ(14歳) ④ボリショイ・バレエ・アカデミーのレッスン映像(一般非公開)の上映 ・初級の回転とトウシューズ など 15:30~17:30:公開ワークショップ 11歳~15歳の生徒を対象とした公開ワークショップ(マスター・クラス) (受講生およびボリショイ・バレエ・アカデミー生徒が参加) 1月23日(日) 13:00~15:00:講師陣による公開講座 ①ボリショイ・バレエ・アカデミーの教育システムについて ②中級クラスの内容について ・脚力とドゥミ・ポアントの安定性 ・大きなポーズでのトゥールの準備 など ③上級クラスの内容について ・音楽性と表現力プラス個性を引き出すこと ・速い動きと複雑な動きを組み合わせた回転 など ④ボリショイ・バレエ・アカデミー生徒による実演 出演生徒:ナスターシャ・リメンコ(16歳)、オルガ・ボゴリュブスカヤ(17歳) ⑤ボリショイ・バレエ・アカデミーのレッスン映像(一般非公開)の上映 ・卒業国家試験の様子 など 15:30~17:30:公開ワークショップ 15歳~18歳の生徒を対象とした公開ワークショップ(マスター・クラス) (受講生およびボリショイ・バレエ・アカデミーの生徒が参加) |
公開講座 ワークショップ ~世界のバレエ学校シリーズ~ 第1回「ロイヤル・バレエ・スクール」
日 時 | 2010年2月21日(日)10:30~16:00、2月22日(月) 13:00~18:00 |
会 場 | 昭和音楽大学 テアトロ ジーリオ ショウワ |
講 師 | 講 師:ゲイリーン・ストック(RBS校長)、ジェイ・ジョリー(RBS副校長)、 ゲイリー・ノーマン(RBS教師)、ダイアン・ファンショール(RBS教師) ※ほか、RBS生徒4名が出演 モデレーター:小山久美 |
内 容 | 2月21日(日) 10:30~12:30:講師陣による公開講座 ロイヤル・バレエ・スクールの概要とその教育システムについて バレエ・テクニックと教育方法 基礎編 14:00~16:00:ワークショップ ロウアースクールのデモンストレーション・クラス (ロイヤル・バレエ・スクールの生徒および日本の受講生が参加) ※クラス終了後、ロイヤル・バレエ・スクールの生徒がソロのデモンストレーションを披露した。 ①≪ディアナとアクティオン≫よりヴァリエーション テオ・デュブリュイ ②≪眠れる森の美女≫第2幕より オーロラのヴァリエーション エヴァンジェリン・ボール ③≪眠れる森の美女≫第3幕より ダイヤモンドのヴァリエーション ヤズミン・ナーディ ④≪白鳥の湖(ヌレエフ版)≫第1幕より ヴァリエーション ウィリアム・ブラスウェル 2月22日(月) 13:00~15:00:講師陣による公開講座 ロイヤル・バレエ・スクールにおけるティーチング・ガイドライン バレエテクニックと教育方法 発展編 15:30~18:00:ワークショップ アッパースクールのデモンストレーション・クラス (ロイヤル・バレエ・スクールの生徒および日本の受講生が参加) ※クラス終了後、ロイヤル・バレエ・スクールの生徒がパ・ド・ドゥのデモンストレーションを披露した。 ①≪ジゼル≫より ペザント・パ・ド・ドゥ テオ・デュブリュイ エヴァンジェリン・ボール ②≪コンチェルト≫ マクミラン振付 ヤズミン・ナーディ ウィリアム・ブラスウェル |
公開講座 「プリンシパル誕生の瞬間 ―バレエ教育の原点に迫る ―」開催
日 時 | 2009年3月1日(日)14:00~16:30 |
会 場 | 昭和音楽大学 北校舎5階 第一スタジオ |
講 師 | 吉田 都(K-BALLET COMPANY、英国ロイヤル・バレエ団ゲストプリンシパル) ドナルド・マクリアリー(英国ロイヤル・バレエ団元プリンシパル) ※サー・ピーター・ライト氏急病のため変更 |
内 容 | 海外でのバレエ教育における実例を具体的に紹介する目的で2009年3月に実施した。日本と英国とのバレエ教育に対する姿勢の違いが浮き彫りになったほか、海外のバレエ団がバレエ教育に求めるものが示唆された。本公開講座の内容およびそれに対する反響を受け、今後のグループ方針が絞られ、「世界のバレエ学校」シリーズ企画につながった。 |
シンポジウム バレエを科学する
日 時 | 2009年2月22日(日)14:00~16:30 |
会 場 | 昭和音楽大学 南校舎5階 C511教室 |
講 師 | 基調講演「クラシックバレエを支える国外の医科学サポートと医科学研究」 講 師 :水村真由美(お茶の水女子大学准教授) パネルディスカッション「バレエ教育現場に求められるサポートとは」 パネリスト:水村真由美(お茶の水女子大学准教授) 岸辺光代(岸辺バレエスタジオ主宰、日本バレエ協会常務理事) 小山久美(スターダンサーズ・バレエ団総監督、昭和音楽大学短期大学部教授) モデレーター:糟谷里美(昭和音楽大学専任講師) |
内 容 | バレエに医科学としてのアプローチが必要な理由や、海外のトップのダンサーたちはどのような身体・心のケアを受けているかという実例を紹介することで、こうした分野の研究の意義・有効性について一般に広く周知するためのシンポジウムを実施した。 |