
文部科学省 私立大学等経常費補助金特別補助(教育・学習方法等改善支援)
日本のバレエ教育に適したバレエ教授法研究
(2007年度~2009年度)
日本のバレエ教育に適したバレエ教授法研究
(2007年度~2009年度)
事業内容
研究目的
日本国内のバレエ教育環境はさまざまな点で欧米とは異なっています。
まず、日本には欧米のように国立のバレエ学校やバレエ教師になるための資格制度がありません。そのためバレエ教育方法についての情報は関係者間でも共有されにくく、さらに海外から得られる情報にも偏りがあり、日本ではまだ十分に紹介されていない分野も存在します。また、日本でのバレエ教育は、子供のお稽古事として人気が高いだけでなく、趣味として大人になってから学ぶ人も多いなど、門戸は広く開かれています。こうした日本独自のバレエ文化が形成されているなかで、「プロ養成」を強く意識した欧米のメソッドをそのまま適用することを疑問視する声もあがっています。
バレエ研究所では以上のような現状を鑑み、日本のバレエ文化の特色・ニーズを調査したうえで、日本に適した独自の教育方法を整備提案することを目的として本事業を実施いたしました。
まず、日本には欧米のように国立のバレエ学校やバレエ教師になるための資格制度がありません。そのためバレエ教育方法についての情報は関係者間でも共有されにくく、さらに海外から得られる情報にも偏りがあり、日本ではまだ十分に紹介されていない分野も存在します。また、日本でのバレエ教育は、子供のお稽古事として人気が高いだけでなく、趣味として大人になってから学ぶ人も多いなど、門戸は広く開かれています。こうした日本独自のバレエ文化が形成されているなかで、「プロ養成」を強く意識した欧米のメソッドをそのまま適用することを疑問視する声もあがっています。
バレエ研究所では以上のような現状を鑑み、日本のバレエ文化の特色・ニーズを調査したうえで、日本に適した独自の教育方法を整備提案することを目的として本事業を実施いたしました。
研究の概要
以下、調査研究をおこないました。
1.国内のバレエの普及状況および教育現場の要望を把握するための事業
(ⅰ)バレエ学習者の意識調査による現状把握
(ⅱ)バレエ実践現場で使われている専門用語に関する調査研究
2.海外のバレエ教授法に関する最新動向をフォローするための事業
(ⅰ)日本にあまり紹介されていない分野のバレエ指導法等に関する情報提供
(ⅱ)欧米のバレエ学校の視察、資料収集
1.国内のバレエの普及状況および教育現場の要望を把握するための事業
(ⅰ)バレエ学習者の意識調査による現状把握
(ⅱ)バレエ実践現場で使われている専門用語に関する調査研究
2.海外のバレエ教授法に関する最新動向をフォローするための事業
(ⅰ)日本にあまり紹介されていない分野のバレエ指導法等に関する情報提供
(ⅱ)欧米のバレエ学校の視察、資料収集
プロジェクトメンバー
プロジェクト統括者 | 小山 久美 | バレエ研究所 所長 |
アドヴァイザー | 石井 清子 | 東京シティバレエ団評議員、東京バレエ協議会理事 |
海野 敏 | 東洋大学 教授 | |
牧 阿佐美 | 新国立劇場バレエ芸術監督 | |
プロジェクト研究員 | 上之 恵民 | 昭和音楽大学 講師 |
大岡 直美 | 昭和音楽大学 講師 | |
小山 恵美 | 昭和音楽大学 講師 | |
糟谷 里美 | 昭和音楽大学 専任講師 | |
加藤 美夏 | 昭和音楽大学 講師 | |
金田 和洋 | 昭和音楽大学 講師、日本バレエ協会 理事 | |
澤田 美砂子 | 日本女子大学 助教、昭和音楽大学 講師 | |
杉本 亮子 | 昭和音楽大学 講師 | |
高島 登美枝 | 昭和音楽大学 講師 | |
東 秀昭 | 昭和音楽大学 講師 | |
村山 久美子 | 昭和音楽大学 講師 | |
市瀬 陽子 | 聖徳大学 准教授 |
(2010年3月時点)[五十音順]