劇場の設計には、美しく自然な音響、そして舞台と客席との一体感を何よりも優先しています。ヨーロッパのオペラ劇場が最も輝いていた時代の伝統を継承し、国内ではめずらしい馬蹄形客席の、本格的な劇場が誕生しました。十分なスペースをとった舞台、日本でもトップクラスの水準を誇る設備と機能を持つこの劇場では、オペラ、バレエ、ミュージカルをはじめとした、多様なパフォーミング・アーツの上演が可能です。
この劇場で、学生は様々な公演に参加し、その舞台を創り上げることによって、実践的な経験を積んでいきます。
機器による音響の補正が必要な演目に備え、アコースティックの補正を主な目的とした、位相干渉による音場差のほとんど発生しない「ウエーブフロントスカルプチャースピーカーシステム」をハウスメインスピーカーに採用。
微細かつ織細な音が求められるオペラから、特定の音量が必要な一般音楽公演までを正確に表現することができます。