世界の若手歌手の登竜門「ロッシーニ・オペラ・フェスティバル」の「アカデミアロッシニアーナAlberto Zedda 」が7月3日からスタート。本学出身・杉山沙織さんが難関を突破して参加！

次世代スター歌手の発掘の場として知られる同アカデミアには世界中から新進歌手が詰めかけます。今年は約300人の応募がありその中から21人が選ばれました。

杉山さんは昨年昭和音大で開催された文化庁委託事業「次代の文化を創造する新進歌手育成事業――海外著名オペラフェスティバルへの若手人材の派遣を通じて達成する国際的歌手育成」で同フェスティバル総裁/エルネスト・パラッシオ氏らのレッスンを受け同氏らによって推挙されこのほど参加が決まりました。

これからのレッスンを経て最終日7月17日には披露演奏会があり、8月16日と18日に恒例のオペラ「ランスへの旅」の公演があります。

他にもイタリア国内やヨーロッパのオペラ劇場への出演,またアイルランドのヴェクスフォード・フェステイバル・オペラのアカデミーへの奨学金など他、大きなチャンスを掴める機会として、世界からも注目を浴びています。

なお、杉山さんは今年度の文化庁派遣の海外研修員にも選ばれこの後2年間イタリアで研鑽を積む機会も得ています。