モーツァルトにとって旅での体験は大変貴重なものでした。そこで彼は音楽家を始め様々な多くの人と出会っています。今回の講座ではその人たちとモーツァルトとの交流に目を向け、そこから生まれ出た作品を紹介していきます。
またこの時代に使われていたピリオド楽器(クラリネット)での演奏もお聴き頂きます。
晩年、モーツァルトはライプツィヒ、ベルリンへ旅をし、バッハが活動したその街で、その「人と作品」に触れています。その後のモーツァルトの作品は、さらに奥行、緻密さ、を増しているように思われます。
こうした作品を通して、モーツァルトの音楽の魅力を、改めて皆さんと一緒に考えていきたいと思っております。