2016/12/12
お知らせ
弦・管・打楽器コース第3回マスタークラス(ユーフォニウム奏者 バスティアン・ボーメ氏)を開催しました。
弦・管・打楽器の各コースの学生を対象にしたマスタークラスは、今年度、第1回目は元コンセルトヘボウ管弦楽団首席ホルン奏者のヤスパー・デ・ワール氏を、第2回目は「トロンボーンのパガニーニ」と称されるクリスティアン・リンドバーグ氏を招いて開催しました。
第3回目は、ユーフォニウム奏者のバスティアン・ボーメ氏(下記プロフィール参照)を招いて11月18日(木)に開催しました。
学生への指導でボーメ氏がこだわったのがフレーズの連続性で、メロディーラインでの方向性や連続性を重視し、整ったフレーズ感となるよう学生に伝えました。また呼吸法について、しっかり確保できていれば、技術が必要となる箇所も難なく克服出来る可能性があり、高音域の奏法も消極的ではなく積極的に呼吸を使い、締め上げたアンブシャではなく響きのあるしっかりとした音色で吹ける事を、実践を通して指導されました。
最後にボーメ氏に短いリサイタル程度の曲目を演奏いただきました。演奏の素晴らしさは当然ですが、最後までスタミナの問題を感じさせない力量のある演奏でした。また、最後は、外囿祥一郎先生(本学客員教授)との2重奏で多いに盛り上がりました。
第3回目は、ユーフォニウム奏者のバスティアン・ボーメ氏(下記プロフィール参照)を招いて11月18日(木)に開催しました。
学生への指導でボーメ氏がこだわったのがフレーズの連続性で、メロディーラインでの方向性や連続性を重視し、整ったフレーズ感となるよう学生に伝えました。また呼吸法について、しっかり確保できていれば、技術が必要となる箇所も難なく克服出来る可能性があり、高音域の奏法も消極的ではなく積極的に呼吸を使い、締め上げたアンブシャではなく響きのあるしっかりとした音色で吹ける事を、実践を通して指導されました。
最後にボーメ氏に短いリサイタル程度の曲目を演奏いただきました。演奏の素晴らしさは当然ですが、最後までスタミナの問題を感じさせない力量のある演奏でした。また、最後は、外囿祥一郎先生(本学客員教授)との2重奏で多いに盛り上がりました。
バスティアン・ボーメ氏プロフィール
1988年、フランスに生まれる。 2006年、17歳のときにフランス国立パリ高等音楽院(CNSM)に入学し、 09年には満場一致の1等賞を受賞する。パリ高等音楽院(CNSM)在学中より、リヨン国立管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、マルセイユ歌劇場管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ・オペラ座管弦楽団、その他世界各地にて数々の共演を果たす。 08年よりフランス国家警察吹奏楽団のメンバーとなり、パリ•ブラス•バンド(フランス金管バンド・チャンピオンシップ12、13、14年 優勝)とプレスティージュ・ブラス・カルテットの首席ユーフォニアム奏者としても活躍している。2006年、ルクセンブルグで行なわれた 「ヨーロッパ選手権ソロ・コンテスト」で優勝した。CD「The Art of the Euphonium」をリリースしている。現在はフランス国内外で、ソリストとして精力的に演奏活動やマスタークラスを行っている。