昭和音楽大学大学院(オペラ専攻)を修了した徐 大愚(ジョ・ダイグ)さんが、イタリア・ローマの名門「ローマ歌劇場(Teatro dell’Opera di Roma)」主催のヤング・アーティスト・プログラム「Fabbrica」に見事合格されました!
本プログラムは、国際的なオペラ界での活躍を目指す若手アーティストを対象に、実践的な研修と舞台経験を提供する世界有数の登竜門です。今回のオーディションには、世界各国から100名を超える優秀な若手歌手が応募し、厳しい選考を経てわずか数名が選ばれました。
徐さんの合格は、その卓越した実力と将来性が国際的に高く評価された証といえるでしょう。今後、世界の劇場でのご活躍が期待されます。
徐 大愚(ジョ・ダイグ) Xu Dayu
中国浙江省出身。西安音楽学院声楽科卒業後、昭和音楽大学大学院オペラ専攻修了。李強、的場辰朗、マリエッラ・デヴィーア、ミルコ・パラッツィ、ジャンルカ・テッラノーヴァの各氏に師事。
第58回日伊声楽コンコルソにおいて第1位および歌曲賞を受賞。第92回日本音楽コンクール声楽部門において第2位を受賞。
2022年昭和音楽大学公演《フィガロの結婚》にてバルトロ役、2023年同大学公演《愛の妙薬》にてドゥルカマーラ役、第48回《メサイア》にてバス独唱を務める。藤原歌劇団団員。