桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース修了。
第58回日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位、あわせて黒柳賞、レウカディア賞を受賞。第1回ストラディヴァリウスコンクール第1位。
奨学金を得てアスペン国際音楽祭に参加。
1995年ロンドンに留学し、ロンドン、アムステルダムなどでリサイタルを行う。日中文化交流コンサートのソリストとして中国にて公演。2002年サントリーホールにおいてリサイタルを開催し、内外の高い評価を得る。1997年ストリング・クァルテットARCOを結成、第1ヴァイオリン奏者として室内楽の分野でも活躍。2000年に「アンダンテ・カンタービレ」をリリース。
ヴァイオリンを故江藤俊哉、堀正文、澤和樹、ベラ・カトーナ、ジョルジュ・パウクの各氏に、室内楽を東京クァルテット 、山崎伸子、原田幸一郎、高関健の各氏に師事。
これまでにソリストとしてNHK交響楽団、札幌交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、東京交響楽団と共演。
オクタヴィアレコードよりピアニストの清水和音氏と共にベートーヴェンのヴァイオリンソナタ集をリリースする。
指導者としては各種コンクールでの上位入賞者、プロオーケストラのオーディション合格者を輩出している。また日本音楽コンクールの審査員をたびたび務めるほか2025年2月には台湾で行われたワンソング国際コンクールの審査員にも招かれた。
2005年より2015年3月まで札幌交響楽団コンサートマスター、2015年より2024年3月までNHK交響楽団コンサートマスターをつとめる。
現在はソロ、室内楽、ゲストコンサートマスター、音楽祭やセミナー等への参加など幅広い演奏活動を展開している。
2025年4月より昭和音楽大学特任教授を務めるほか昭和音楽大学附属ストリングスアカデミー主任教授として後進の指導にあたっている。