1988年4月から1994年1月までドイツに留学し、フランクフルト大学でキルケゴールをテーマとする博士論文執筆に取り組みました。帰国後は群馬と東京の大学で哲学やドイツ語を教えてきました。
ドイツ語で哲学のテキストを読み、あれこれ考えながら書いている時がいちばん愉しいという可笑しな人生を送っています。好きな哲学者は、キルケゴール、アドルノ、ホネット、カント、ショーペンハウアー、ネーゲル、そして哲学者ではありませんが、フロイトと夏目漱石です。
4年前に耳の病気を患い、補聴器に頼って生きています。なので、好きなクラシック音楽を聴くことができなくなり、とても残念に感じています。