昭和音楽大学管弦楽団
第43回定期演奏会

時任 康文

武蔵野音楽大学器楽科卒業後、東京音楽大学指揮科で学ぶ。在学中より二期会、日生劇場などで小澤征爾、秋山和慶、若杉弘、佐藤功太郎等各氏のアシスタントを務める。文化庁派遣芸術家在外研究員として渡伊。N.サンティ氏のアシスタントとしてチューリッヒ歌劇場、メトロポリタン歌劇場等に同行。V=ウィリアムス《恋するサー・ジョン》、シャルパンティエ《ルイーズ》、ジョルダーノ《マダム・サンジェーヌ》《戯れ言の饗宴》、レスピーギ《ベルファゴール》等を本邦初演を指揮して存在感を印象付けた。近年は藤原歌劇団《イル・カンピエッロ》、ドニゼッティ《劇場のわがままな歌手たち》を指揮して好評を博す。昭和音楽大学では管弦楽団定期演奏会、メサイア、フェスタサマーミューザKAWASAKI公演などを指揮。現在、昭和音楽大学教授。

ヴァイオリン　小森谷 巧

桐朋学園大学ソリストディプロマ、ウィーン国立音大を経て、英国王立音楽院の演奏ディプロマを首席で修得。リピツァヴァイオリンコンクール、フムル国際コンクール等で、特別賞、シェリング賞などを受賞。「The STRAD」で好評を得る。東京交響楽団首席コンサートマスターを経て、1999年より24年間読売日本交響楽団のコンサートマスターとして活躍。1991年第1回出光音楽賞受賞。これまでに5枚のソロアルバムをはじめ数多くのCDをリリース。現在、愛知室内オーケストラのソロ・コンサートマスター兼アーティスティック・パートナー、仙台フィルのゲストコンサートマスター。昭和音楽大学教授。

ヴィオラ　　　柳瀬 省太

読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。東京藝術大学卒業後、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経てパドヴァに留学。マリオ・ブルネロ主宰のオーケストラ・ダルキ・イタリアーナで活躍。ジュネーヴ国際音楽コンクール・ディプロマ賞、97年淡路島しづかホール・ヴィオラ・コンクール第1位など受賞多数。2004年シュトゥットガルト歌劇場管弦楽団、09年神奈川フィル首席ヴィオラ奏者、14年4月読響ソロ・ヴィオラ奏者に就任。ストリング・クヮルテットARCOメンバー。昭和音楽大学講師。同大附属ストリングスアカデミー講師。