「卒業生の活動支援と情報交換の場」
昭和音楽大学、同短期大学部卒業生、同大学院修了生ならびに昭和音楽大学の源流となります東京声専音楽学校および昭和音楽芸術学院の卒業生で組織される同伶会は、会員数も2万人にのぼります。現在は大学内に設置された本部の他、全国35支部と4部会(音楽療法部会、教職部会、アートマネジメント部会、ミュージカル部会)を構成し、精力的に活動を展開しています。
同伶会は大学と連携し、卒業生主体の演奏会や舞台活動のバックアップ、各分野のスキルアップ講座や指導法講座等を実施しています。同伶会の全国的な活動により、大学のさらなる発展と社会貢献に寄与しています。
近年では、大学と同伶会が協同で設立した音楽企画・制作会社(株)プレルーディオも卒業生の演奏機会を積極的に支援しています。
今後も、本部と支部との連携の強化を軸に同伶会活動の活性化を図り、母校の更なる発展と社会貢献に寄与したいと考えています。
昭和音楽大学同伶会ホームぺージへようこそ!
数年におよぶ対処困難な感染症の流行、領土問題に伴う主権や人権の侵害という国際問題、地球規模の気候変動による自然環境への影響など、先行き不透明な世の中が続いておりますが、お互いに強い心持ちで歩みを進めたいものです。
そのような中、母校は表紙で既報の通り、国際舞台での快挙に沸いております。ダブリン国際ピアノコンクールでは黒木雪音さん、古海行子さんが日本人初の受賞に輝き、日伊声楽コンコルソでは2021年の市川宥一郎さん、杉山沙織さんに続いて2022年も徐大愚さんが受賞されました。また、安生めぐみさんが話題の映画作品でハリウッド・デビューを飾るなど、多くの卒業生や在学生が飛躍を遂げていることは大変喜ばしい限りです。
そして、同伶会も本来の活動を再開しつつあります。昨年開催の総会、総合連絡会はライブ配信やオンラインビデオ会議を導入し、多くの会員にご参加いただきました。また、高知県支部発足35周年記念演奏会、アルテリッカしんゆりプレ公演「昭和音楽大学同伶会とともに」の各イベントは、感染防止対策のため入場制限をかけての開催ながら、盛況のうちに終えることができました。
「音楽の力」が光明となり、皆さまに喜びと和みをお届けできたら幸いです。